2001年
オフシーズンスペシャル企画
ASK MAC
この度はたくさんのご投稿有難うございました。
当ファンクラブで質問をまとめ、マック鈴木投手に答えていただきました!

質問1) 他のメジャー球団からのオファーは来ているのでしょうか?支障のない範囲で結構ですので交渉状況をお教えください。
「フリーになったときに、ウェイバーがクリアーになり、団さん(エージェント)が全球団にメッセージをおくります。ちょうどワールドシリーズのときですかね、興味をもってくれた球団は、KC、TWINS、BOSTON, ANAHAIM、CLEVELANDなどです。その中で、特に興味を高くもってくれているのは、KCとANAHAIMです。」
質問2) このオフの間はずっとそちら(USA)ですか?
「とりあえずチームが決まり、ビザが下り次第アメリカに戻る予定です。日本は寒いし、練習施設も違うので・・・。」
質問3) 約10年のアメリカ生活のなかで、一番嬉しかったこと、そして一番辛かったことは何でしょうか。
「う~ん、そうですね、友達が出来たことですかね・・・同じくここで頑張っている人。いい人に恵まれたことです。辛かったことは、怪我などで人より遅れを感じ、そのときに苦しさや焦りを感じたときですかね。野球をがむしゃらにやっていた時期でしたから、こうなりたいとか、こうしたいという気持ちが多くて・・・。」
質問4) マック投手の「座右の銘」は何ですか(今でこそ、大リーグでプレーする日本人は多くいますが、パイオニアであるマック投手がどのような言葉を支えに、これまで米国で頑張ってこれたのか、是非、教えて下さい)。
「『努力は天才を生む』です。中学のボーイズリーグの監督、西口訓さんが言っていた言葉です。あと、よく「KEEP IT SIMPLE」って言われるんですけど・・・それができたらいいなとおもうところがありますけど、なかなか言われても出来ないときがありますよね(苦笑)」
質問5) 今好きな女性、或いはつきあっている女性はいらっしゃいますか?
「好きな女性のタイプにしますか(テレ笑)・・・。思ったことをすぐに表情に出す女の人がいいです。気を遣う人はちょっと・・・。はっきりした人、喜怒哀楽がはっきりした人がいいですね。」
質問6) お弁当のおかずは何がお好きですか?
(考えてから)「っというか、弁当チェックして、よく(友達と)お互い交換していました。お母さんのお弁当は、ごはんが押し込んであって、冷めて食べるころには餅みたいになっているんですよ(笑)。木内くんのノリごはんの上にゴマががかかっていたお弁当が好きでした。おかずは、サバ、サバの塩焼きですかね。」
質問7) マック投手は野茂さんを尊敬していると聞いてますが、野茂さんのどういうところを尊敬してるんでしょうか?
「無口のイメージが強いじゃないですか。でも相手のことを気にして話す、とても繊細な人です。人に対して面倒見がよく、野茂さん自身がいいと思った人のことをとことん面倒を見るタイプですね。人間的に好きです。子供も二人おるんですけど、長男は顔がそっくり。とても可愛がっています。」
質問8) 今現在、MACの考える「理想の投手像」を教えて下さい。
「(自分は)これがあるからメジャーでやっていけるというのもないし・・・勉強してどうやって成功するのかを見つける必要がありますね。若いが気迫はベテランに負けていない若手選手が多いですよね・・・2つ必要だと思うんですよ、野茂さんのようにフォークと、あとあの表情だけで気迫はありますよね。メンタル面とか打ち込み方とか(技巧面)の勉強がたりないと波が激しくなりますよね。」
質問9) 今年のWS、4、5戦にアリゾナのKIMが連夜でHR打たれた件。自分としては打ったほうを誉めたいのだけど、ツーアウトまで追いこみながら、大事な試合で同点または逆転HRを許した精神的な負担はかなりのものだと思うのだけど、メジャーの投手はどうやってそういうダメージから回復するのでしょうか?
「アメリカ人は強がりますよね、理由をつけたりして。アジア人は文化の違いもあるとおもいますが、KIMのように自分を120%出す人もいますよね。僕は自分を隠して、次があると考えて帰りますが、でもホテルにもどってもいい気分はしないですよね。レストランなんかでも指さされるじゃないですか(笑)。ダメージの回復は、明日も投げさせてくれると思うこと。切り替えをうまくもって、終わったこと、ゼロからと(自分に)いって・・・でも切り替えることは難しいですよね・・・。ローテーションのなか4日の間は、(次の登板への)準備はしますが、悪いイメージを残さないようにします。」
質問10) 野球の楽しさ、難しさはなんでしょうか?
「よいシーズンを10年続けられたら、それこそHALL OF FAMEじゃないですか(笑)。シーズン終えて残った人生が長いことに気づいてから、シーズン以外の時も集中し、大分考えるようになりました。1日ずつが大事だということに気づきました。ひとつひとつですかね・・・。アメリカ人のファンが声をかけてくれると、ここで認められてきたな、と感じますね。」
「いろいろあると思いますが、どこへいっても応援してくれたらうれしいです。
僕のことを気にかけてくれることや、過去のことを興味もってくれていることはうれしいです。
プロに入って10年目だから結果を出していかなくてはいけない分岐点にいると思うんで、
来年は勝負がかかっていますよね。応援よろしくお願いします。」
最後に
お忙しい中、時間を空けてくださった上、2時間以上もかけてファンからの質問を丁寧に答えてくださったマック鈴木投手。
ここで書ききれないほどたくさんのお話しを伺うことが出来ました。
ファンの声を大切にしている姿勢は今も変わっていません。
1年半ぶりに会ったマック鈴木投手は以前にも増してメジャーリーガーの貫禄も備わり、精神的な強さも感じられました。
一歩一歩であるが、マック鈴木投手自身が目指している『場所』に近づいている、そんな気がしました。(K.A.)
{写真:質問ひとつひとつ、丁寧に答えるマック鈴木投手
(シアトル市内PANAMA HOTEL TEA & COFFEEにて)
撮影:K.AMASE}
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