~フロリダ訪問記~


ンサスシティー・ロイヤルズ
スプリングトレーニング

March 27、2000

 カンサスシティー・ロイヤルズのスプリングトレーニング、オープン戦が行なわれている、フロリダ州のオーランドへいってきました。オーランド市内から約25マイルほど離れた小さな町、ダベンポート(別名、ベースボールシティー)にあるスタジアム。敷地内に入り車を奥へ奥へと走らせると、施設の立派さと広さに感動するばかり。数々の球場、マイナーリーグ選手の寮などとても充実した施設になっていました。ベースボールシティー・スタジアムは、青々した芝生が一面と広がり、建物の新しさが感じられるほどきれいな球場でした。スタジアムはフィールドと客席がとても近く、選手が身近に感じられるファンフレンドリーな球場です。また、温かくファンを迎える球場の係員達のほとんどが、おじいちゃん、おばあちゃん。アットホームな環境で野球観戦を楽しむことができ、はるばる遠くから来た甲斐がありました。



3月27日(月)タイガース戦

フロリダの太陽の下、新しい背番号17をつけたマック鈴木投手の姿は、すっかりロイヤルズの一員として溶けこんでいました。フィールドからファンクラブのサインボードに気付いたマックは、わざわざ挨拶をしにきてくれました。
「こんにちわ~」
小さく頭を下げながらゆっくり歩いてきたマック。深くかぶった帽子の下には、真っ黒に日焼けした少年のような笑顔がありました。カメラのファインダーに写るマックは、今シーズンへの意気込みが伺える引き締まったいい表情をしていました。あっと言う間にファンの子供達に囲まれサインぜめになったマック。一人づつ順番に応えていたマックの姿には、子供好きな優しい一面がみられました。




雨雲の間からさす強い日差しの中、2番手として登板したマック鈴木投手は、調子があまりよくなく3回で降板しましたが、ひさびさにマウンドで投げる姿は以前よりも大きくみえ、一球一球投げ込むマックのボールには「強さ」がありました。「あかんかったぁ~」っと頭をかきながら試合後、選手専用出入口からでてきたマック。少しばかり広い肩が落ちていました。
以前どこかで読んだ記事の中でマックは次のようにコメントをしてます。
「僕の場合、3度よくても1回ダメなら評価されない。」
この言葉が脳裏に浮かびました。チーム内の争いは私達が思っている以上に厳しいものなんだと感じたコメント。



しかし、素人の目にもマックが着実に一歩一歩成長しているのがよくわかります。
チャンスを掴んでそれに突き進んでいるマックの背中は、
24才の青年とはおもえないほどたくましく立派なものです。
数日後、本人の口から4月7日のホームゲーム開幕先発投手として登板することを知らされました。
ファンとしてはマックを信じ、応援をすることできっと応えてくれる、そんな気がします。
新しい背番号17が、いつか白星のナンバーになることを願っている私です。



インタビュー

忙しい中、マック鈴木投手はこころよくインタビューに答えてくださいました。


オフシーズンはどのように過ごしたのですか?
「毎年のように、次の年のためにトレーニングしながら、体も頭も休めたりしました。」

今シーズンのチームの状況はどうでしょうか?
「ブルペンがしっかりしているし、打線は変わりなくすごい打線になると思う。
また、セットアップとクローザーがちゃんとすればいいと思う。
チームとしては5割が目標、Division Championship, プレーオフ,
そしてWorld Seriesっすね。」

今年の目標は?
「与えられた仕事をきちんとやって1年間メジャーで過ごすことです。」

マックファンへのメッセージをお願いします。
(慎重に考えてから)「怪我した年から考えると、少しずつ毎年ステップアップしているので、
そういう成長をしていく自分を応援してくれている人のために、っというのはなんですが・・・、
成功すれば喜んでくれるので、今年も頑張ってゆきます。」


<インタビューが終わって・・>
インタビュー中のマックの目の奥には、野球の楽しさ、またプロの世界の厳しさがうつっていました。心から野球を愛し、戦っている姿は、わずか24才の青年とは思えません。球場では見られない穏やかな表情のマックに、緊張がほぐれ、インタビューにかかることができました。素人のインタビューにもかかわらず、質問ひとつひとつに、慎重にまた丁寧に受け答えしてくれたマック鈴木投手に、心からお礼を申し上げます。(K.A.)



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